【ブラック企業の特徴】長時間労働の常態化&残業代なしは当然!

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【ブラック企業の特徴】長時間労働の常態化&残業代なしは当然!

日本労働調査組合の「自分の会社がブラック企業だと思う定義のアンケート」を実施したところ、「サービス残業36.9%」や「長時間労働15.8%」「残業が多い13.7%」と残業・長時間労働に関することが、全体の66.4%という結果になりました。

ブラック企業かどうかを「労働時間・サービス残業の多さ」で判断している人が多いといえます。

引用:日本労働調査組合「ブラック企業に関するアンケート調査」

長時間労働やサービス残業は、違法だということは、会社も従業員も知っていますが、その定義や違法になる理由をきちんと説明できる人は少ないのではないのでしょうか。

長時間労働とは

長時間労働が具体的に、「何時間以上」といった明確な基準はありません。一つの目安が、労働基準法32条に「労働時間」についての条文がありますので、こちらの記事を確認してください。

サービス残業とは

サービス残業とは、労働基準法第37条に定められる、「時間外労働に対しての割増賃金の支払い」がされていない残業のことで、法37条違反となります。

ただし、適用除外などの場合は、労働時間の規制が適用されない場合があります。

上司が帰らないと帰れない

ブラック飲食店
副店長 チャッピー
バイトと上司に気を遣う毎日。

ブラック飲食店
営業部長 M
客は神ではなく、金。

チャッピー

今日は珍しくバイトがそろって、お店も落ち着いているから帰るか…

チャッピー

部長、今日は定時で帰らせて…

M部長

何っ!空気読めよ、みんな(俺様が)仕事してんじゃん!定時で帰るなら、前日までに申請してる?

チャッピー

定時退社に許可がいるって、どんな会社??

残業が当たり前、長時間労働の常態化は、個人の能力の問題ではなく、組織・会社の問題です。「定時で帰る、有給を取得する」に許可が必要などは、「労使対等の原則」に反します。とっとと辞めましょう。

残業が発生しても、残業代がきちんと支払われていれば、何も問題はありません。収入・キャリアアップになる残業であれば、ホワイト企業です。残業という概念が無く、当たり前に長時間労働・サービス残業が常態化しているのがブラック企業です。

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